「今日も定時で帰りたい…」
「給料以上の仕事をするのは損…」
こんなことを考えたことがある人、実は 「静かなる退職(Quiet Quitting)」 の予備軍かもしれません。
アメリカで密かに流行している 「静かなる退職(クワイエット・クイッティング)」 とは、実際に退職するわけではなく、「必要最低限の仕事しかしない」という働き方のこと。
- 「余計なことはしない」
- 「定時で帰る」
- 「仕事はそこそこ、でもクビにはならない程度に」
要するに、「給料以上の働きを求められるのはごめんだ!」 というムーブメントなのです。
実際に静かなる退職を実行している私ですが、前はバリバリに働いていました。
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しかし、周りの環境に影響され、仕事にやる気がなくなったことで、副業をやってみよう!となりました。
それに、休日に起きれなくなったこともあり、仕事をセーブしよう、となった訳ですが実際のところ静かなる退職はオススメできません。
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何故オススメ出来ないのか?
当事者目線から、静かなる退職のメリット・デメリットをお伝えします!
1.そもそも静かなる退職とは?
「静かなる退職」とは、以下のような働き方を指します。
- 会社から求められた業務はこなすが、それ以上の努力はしない
- 昇進や評価に興味を持たず、仕事を生活の中心にしない
- 「頑張りすぎても報われない」なら、必要最低限でOK
つまり、「辞めるわけではないけど、仕事に対するやる気や情熱はなく、最低限の労力でやり過ごす」スタイルなのです。
2. なぜアメリカで「静かなる退職」が流行しているのか?
アメリカで「静かなる退職」が流行している理由には、以下のような背景があります。
① コロナ禍で「仕事より人生」が重視されるようになった
リモートワークが普及し、多くの人が気づいてしまいました。
- 「出社しなくても仕事は回る」
- 「仕事よりも家族や趣味のほうが大事」
- 「あれ? 私、頑張りすぎてた?」
この気づきにより、「もう頑張らなくてもいいのでは?」というムードが広がりました。
② 「頑張っても報われない」という現実
アメリカでは、インフレや経済不安が続いており、給料は思うように上がりません。
- 「成果を出しても給料は変わらない」
- 「上司に評価されても、昇給は微々たるもの」
- 「むしろ頑張るほど仕事が増えるだけ」
「だったら、適当に流しても同じじゃん!」という考え方が、若い世代を中心に広がっています。
③ 「仕事=人生」ではない、という価値観の変化
かつてのアメリカは、「努力すれば報われる」という価値観が強い社会でした。しかし、近年では「ワーク・ライフ・バランス」を重視する傾向が強まり、「仕事のために生きるのはバカらしい」 という考え方が一般的になっています。
3. 「静かなる退職」のメリットとデメリット
メリット
体力の消費が少なくなる
必要最低限の仕事しかしないので、体力的には楽になりますが、立場的には危うくなるでしょう。
ワークライフバランスが向上
一般的には仕事を最低限にしかしないのでストレスが減り、体力も余るようになるのでプライベートを充実させられるでしょう。
期待されなくなり、責任のある仕事は任されない
責任のある仕事をしたくない人にとってはメリットになるでしょう。ですが、評価は絶対悪くなるので給料の昇給はあまり見込めません。(年功序列は除く)
デメリット
自分が腐る
途中から静かなる退職を始めた場合、必要最低限の仕事はやっているとはいえ、省エネになっているのに気付く人はいるでしょう。
かといって、はじめから静かなる退職をすると試用期間でクビになる可能性もあります。
そして何より、自身の成長には繋がらず退化するのみでしょう。
私の場合だと、実際は《もっと自分は仕事が出来る》ことが全力で仕事をしていたからこそよく分かっています。
前まではスキマ時間を見つけては別の仕事を進めて効率化に努めていました。
それをしなくなった今、周りと同じになる=評価されないということになるので、自分は腐る一方ですよね。
ただ、この会社で頑張る気力はないので代わりに副業を始めてみよう!となった訳です。
副業を始めてみると、会社の嫌な仕事や新しい仕事でもブログに書く糧になるのでちょっとはやってみようかなぁと前向きな気持ちになることができました。(まだブログで収入は得てないんですけどね笑)
評価をされなくなる
仕事を最低限しかこなさない人は信用もされず、評価も必然的にされません。
評価されない=クビになる可能性も出てきますから、いざという時の備えは必要です。
近い将来に転職の為の勉強をする・転職活動をする・副業を始めるなど、今の仕事以外でも収入を得られる状態にしておいたほうが良いでしょう。
仕事を頑張らない代わりに他のところでは頑張っておいた方が良さそうです。
仕事のやりがいを感じにくい/仕事中の時間が遅く感じる
必要最低限のことしかしませんので、必然的に手隙になります。また、仕事のやりがいはないように感じます。
暇なときって時間経つのが遅く感じますよね。
人にもよりますが、暇な仕事を苦痛に感じることもあるでしょう。
そんな時は《暇なときでも給料が発生している》と思えば、苦痛にならなくなるかもしれません(笑)
これは仕事量に関係なく一定の給料は発生する…サラリーマンである強みですね。
まとめ
「静かなる退職」は、決して 「怠ける」 というわけではなく、「必要最低限の労働で、ムダな努力をしない」 という考え方です。
- 仕事を頑張りすぎると損をすることもある
- 「仕事よりも人生を大事にする」価値観が広がっている
- 「無理せず、最低限の労力で乗り切る」ことが重要
ただし、「昇進したい」「キャリアを積みたい」という人には向かないので、自分の働き方に合っているかどうかをよく考える必要があります。
個人的な意見としては、自分が腐ってしまうという大き過ぎるデメリットがあるので、静かなる退職は辞めたほうが無難です。実際にやってみて、『自分ってもっとできる人なのにもったいないよなぁ〜』と日々ひしひしと感じます。
レベルを下げるのって簡単ですが、上げるのは大変ですよね。
人間は楽を覚えてしまうと楽がスタンダードになり、そうなってしまうとなかなか頑張れない人間になってしまいます。
今、頑張れる人間ならば、せめて維持しておいたほうが絶対に良いでしょう。
また、いざという時は転職という手もあります。
どうしてもこの会社で頑張りたくない!と思うくらいならば転職してしまいましょう。
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